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参加者のルールと安全

原文を読む ↗ 原著:PauseAI CC BY 4.0

このページの目次1. 目的2. 適用範囲3. セーフガーディング担当窓口(DSC)4. 未成年者の保護同意と監督写真とメディアオンラインでの交流宿泊・移動を伴うイベント年齢制限報告5. セーフガーディング上の懸念を見分ける6. 懸念を報告する方法7. PauseAIの対応段階的な対応8. 暫定措置9. 情報共有と秘密保持10. 記録管理とデータ保護11. 影響を受けた人への支援12. 報復の禁止と誠実な報告13. オンラインの場(Discord)14. イベント運営の確認事項15. 複数の法域に関する考慮事項16. 研修と見直し支部リーダーへ:被害などを打ち明けられたら話を聞いている間話を聞いた後

PauseAI セーフガーディング手順

この手順は、対面イベントやDiscordなどのオンラインプラットフォームを含む、コミュニティのあらゆる場で、PauseAIが危害をどう把握し、対応し、防ぐかを定めます。すべての主催者、ボランティア、参加者に適用されます。

PauseAIの行動規範とセクシュアルハラスメント方針と併せてお読みください。

1. 目的

この手順の目的は、未成年者を含め、PauseAIに参加する誰もが安全に活動できるようにすることです。私たちの活動におけるセーフガーディング、すなわち危害から人々を守る取り組みの意味、責任者、問題が起きたときの対応を明確に示します。

2. 適用範囲

この手順は、次のものに適用されます。

  • PauseAIのすべての対面イベント(会議、抗議活動、交流会、合宿)
  • PauseAIが管理するすべてのオンラインの場(Discord、フォーラム、グループチャット)
  • ボランティア、主催者、支部リーダー、メンバーを含むすべての参加者
  • 未成年者(18歳未満の人)との関わり

3. セーフガーディング担当窓口(DSC)

PauseAIは、セーフガーディングに関するすべての懸念を受け付け、対応する責任者として、氏名を明らかにした担当窓口(DSC)を置きます。

1日を超える対面イベントでは、DSCまたは指名された代理が会場にいて、参加者に誰が担当かを明確に知らせる必要があります。オンラインの場では、DSCのDiscordのユーザー名を、目につくチャンネルに固定表示してください。

別の報告経路: 懸念がDSCや上級幹部に関するものである場合は、指定された外部アドバイザーまたは理事会の窓口(未確定)に連絡してください。独立した報告経路は、常に利用できなければなりません。

4. 未成年者の保護

PauseAIのイベントやオンラインの場には、18歳未満の人が参加することもあります。未成年者がいる場合は、常に以下の規則を適用します。

  • 未成年者が対面イベントに参加するには、親または保護者の書面による同意が必要です。参加、写真・メディア、緊急連絡先、関連する医療情報を含む標準の同意書を使用してください。
  • 対面・オンラインを問わず、成人は未成年者と人目のない場所で二人きりになることを避けてください。1対1の接触が必要な場合は、別の成人に知らせ、可能であれば、その人の目や耳が届くようにしてください。
  • 親または保護者が知らないまま、成人が未成年者と個別メッセージや直接の通話で1対1のやり取りをしてはいけません。

写真とメディア

  • メディア利用同意書による親の明示的な書面同意なしに、未成年者を撮影・録音・録画してはいけません。

オンラインでの交流

  • 未成年者との交流は、可能な限り公開チャンネルで行ってください。消えるメッセージは使ってはいけません。
  • 親の同意なしに、未成年者の個人的な連絡先を共有してはいけません。

宿泊・移動を伴うイベント

  • 未成年者が参加できる宿泊イベントでは、交通と宿泊の手配について事前にリスク評価を行い、DSCの承認を得なければなりません。
  • 参加する未成年者の人数に基づいて、適切な人数比で監督者を配置してください。

年齢制限

  • 主催者は、イベントごとに年齢制限が適切かを検討し、事前に明確に伝えてください。

報告

  • 未成年者の安全に関する懸念は、どれほど小さく思えても、直ちにDSCへ報告しなければなりません。

未成年者の安全に差し迫った危険がある場合は、まず現地の緊急対応機関へ連絡し、その後DSCに知らせてください。

5. セーフガーディング上の懸念を見分ける

次のような場合、セーフガーディング上の懸念が生じ得ます。

  • 危害を受けている、または受けるおそれがあると打ち明ける。
  • 苦痛、恐怖、突然の行動の変化を示す。
  • ほかの参加者から嫌がらせ、強要、孤立させる扱いを受けている。
  • 対面またはオンラインで、弱い立場に置かれているように見える。

自分の直感を大切にしてください。懸念を伝えるのに、危害が起きていると確信している必要はありません。

6. 懸念を報告する方法

懸念のある事態を目撃した、または経験した場合は、次のようにしてください。

  1. 目の前の安全を確保する。 誰かが危険にさらされている場合は、まず緊急対応機関に連絡してください。
  2. DSCに報告する。 できるだけ早く、[email protected]へ連絡してください。
  3. 起きたことを記録する。 できるだけ早く、見聞きした内容を、可能なら本人の言葉を使って書き留めます。自分で調査しないでください。記録は、安全な報告経路で提出してください(第10節参照)。
  4. 知る必要がある人だけに情報を共有する。 DSCと対応に必要な人だけに共有します。公の場や、ほかの参加者との間で話してはいけません。

プライバシー: 打ち明けていただいた内容は、最大限の配慮をもって取り扱います。情報は、対応上知る必要がある範囲に厳しく限定し、DSCと必要不可欠な意思決定者の間だけで共有します。今後の対応についてご本人の希望を尊重するよう常に努めますが、セーフガーディング上の懸念、深刻な危害、違法行為、未成年者への危険、コミュニティ全体への危険がある場合、同意がなくても情報共有や措置を行う必要が生じることがあります。

可能な限り個人を特定できる情報を少なくしますが、匿名性を常に保証できるわけではありません。特に小規模なイベントでは、出来事の状況から当事者が分かることがあります。

7. PauseAIの対応

報告を受け取ったDSCは、次のことを行います。

  • 速やかに受領を知らせ、報告してくれたことに感謝する。
  • 差し迫った危険があるかを評価し、それに応じて行動する。
  • 警察、児童保護機関などの外部機関への連絡が必要か判断する。
  • 以下の段階的な対応の枠組みに基づき、程度に見合った措置を取る。
  • 懸念と実施した措置を、秘密を保った書面記録として残す(第10節参照)。

段階的な対応

  • 非公式の話し合いや注意喚起
  • 正式な警告
  • 行動に関する合意や条件の設定
  • 特定のイベントからの退場
  • コミュニティの場への参加の一時停止
  • PauseAIのすべての場からの永久的な参加禁止
  • 適切な場合、関係当局への通報

DSCは、対応、関係者の保護、法的義務の履行に必要な範囲を超えて、報告の詳細を共有しません。

8. 暫定措置

懸念を評価している間、DSCは予防的な措置を取ることがあります。これらは責任の所在を確定するものではありません。次の措置が含まれます。

  • 当事者間の接触禁止の指示
  • イベントでの座席や宿泊先の変更
  • 特定の場所やチャンネルへのアクセス制限
  • 確認が終わるまでの、コミュニティの場への参加の一時停止

9. 情報共有と秘密保持

PauseAIは、セーフガーディングや不適切行為に関する報告の秘密を可能な限り守ります。情報は、懸念の評価、関係者の保護、法的義務の履行、対応の実施に必要な人にだけ共有します。

特に危害のリスク、未成年者に関する懸念、公正な手続きの確保の必要がある場合、絶対的な秘密保持や匿名性を保証することはできません。

DSCは、関連情報を次の相手と共有する場合があります。

  • 代理DSC
  • 必要な場合、CEOなど上級の意思決定者
  • 法律上必要な場合や深刻な危害のリスクがある場合、警察、児童保護機関、プラットフォーム運営者などの外部機関

10. 記録管理とデータ保護

記録する内容: 日時、関係者、可能な限り本人の言葉を使った事実の記述、実施した措置、判断の理由。

保存先: すべての記録は、専用の[email protected]受信箱やアクセス制限付きフォルダなど、安全でアクセスが制限されたシステムに保存しなければなりません。アクセスはDSC、代理DSC、指定された上級職員だけに限定します。

禁止事項: 安全なシステムに提出した後は、セーフガーディングの報告を、一般のNotionワークスペース、ボランティア共有フォルダ、個人の端末に保存してはいけません。

保存期間: PauseAIの保存方針と適用される法的義務に従い、必要な期間に限って保存します。

支部リーダーへ: 安全な報告経路でメモを提出したら、手元の複製(ノート、携帯電話のメモなど)を削除してください。

11. 影響を受けた人への支援

PauseAIは、セーフガーディング上の懸念の影響を受けたすべての人を支援することに尽力します。

  • 報告に関する話し合いには、支援者を同伴できます。
  • DSCは、危機相談窓口、医療機関、地域の被害者支援団体など、適切な外部の支援サービスを紹介できます。
  • DSCは最初の対応後にも当事者に連絡し、その後も心身の健康や安全が保たれているかを確認します。

12. 報復の禁止と誠実な報告

PauseAIは、誠実に懸念を伝えた人、報告した人、支援を求めた人、確認や調査に協力した人への報復を禁止します。報復そのものが、この方針への違反です。

誠実に行われた報告は、結果として裏付けが得られなくても虚偽の報告にはなりません。ただし、虚偽と知りながら報告することや、悪意のある報告をすることは、この方針への違反です。

13. オンラインの場(Discord)

PauseAIのDiscordなどのオンラインプラットフォームには、以下の追加措置を適用します。

  • サーバーのモデレーターは日常の監視を担い、セーフガーディング上の懸念をDSCに引き継がなければなりません。
  • Discordで懸念を報告した参加者には、DSCの[email protected]へ連絡するよう案内してください。
  • ハラスメント、虐待、セーフガーディング上のリスクに該当するコンテンツは、速やかに削除します。
  • 未成年者を狙う搾取的な行動を取っていると判明したアカウントは永久に利用を禁止し、該当するプラットフォームへ、必要に応じて関係当局へも報告します。

14. イベント運営の確認事項

すべての主催者は、PauseAIのイベントの前に、以下を完了してください。

  • 事前のリスク評価
  • ボランティアと主催者への、この手順の説明
  • 掲示、スライド、Discordなど、目につく場所への報告先(DSCの連絡先)の表示
  • DSCが使える事故・事案の記録簿の用意
  • 静かに休める場所の確保と周知
  • アクセシビリティ上の配慮についての参加者への説明
  • 緊急時に上位の対応先へ連絡する経路の確認
  • アルコール・薬物に関する方針の周知(行動規範参照)

15. 複数の法域に関する考慮事項

PauseAIは国際的に活動しています。報告義務、特に未成年者に関する義務、データ保護の要件、成人年齢、身元調査の要件は国によって異なります。主催者は現地の要件を把握し、可能であれば次の事項を含む現地向けの指針を作成してください。

  • 法律上の報告義務
  • 関連するデータ保護規則
  • 現地の緊急対応機関と支援サービス
  • 未成年者と関わる人への身元調査の要件(該当する場合)

16. 研修と見直し

すべての主催者と支部リーダーには、イベント運営やオンラインのモデレーションを行う前に、この手順をよく理解することが求められます。

この手順は毎年、または重大な事案の後に見直します。最新の状態に保つ責任はDSCにあります。

支部リーダーへ:被害などを打ち明けられたら

話を聞いている間

  • 聞くことを最優先にする。 メモを取ったり、イベントを運営したりしながら聞こうとしないでください。
  • 注意深く聞く。 うなずきや相づちで、話を続けやすくします。必要なら、「それから何がありましたか」のような自由に答えられる質問をしてください。「性的暴行を受けたのですか」のような、答えを限定したり誘導したりする質問は避けてください。
  • 秘密保持について正直に伝える。 次の言い方を使ってください。イベントではカードにして持っておくことも検討してください。

「話してくれてありがとうございます。そんなことが起きて、つらかったですね。できる限り秘密を守ります。ただ、適切に対応して皆さんの安全を守るために、セーフガーディング担当者や、知る必要のある人に共有しなければならない場合があります。」

  • 次に何をするか明確にする。 本人が何を望んでいるかを尋ね、どのようにその後の対応を進めるのがよいか確認します。
  • 適切な場合、十分に説明したうえで同意を求める。 特に差し迫った危険のない成人の問題では、可能な限り本人の意見を聞き、同意を得てください。ただし、絶対的な秘密保持は約束しないでください。深刻な危害、継続的な虐待、未成年者への危険、他者への危険がある場合は、同意がなくてもDSCに引き継いでください。

例外:未成年者。 打ち明けられた内容が、未成年者(18歳未満)への危害、またはそのおそれに関する場合は、本人が同意したかどうかにかかわらず、直ちにDSCに引き継がなければなりません。これは多くの法域で法的義務とされています。

  • フォローアップできるよう、連絡先を確認する。
  • 中立を保つ。 自分の判断や結論を伝えないでください。目的は、起きたことを客観的に理解し、記録することです。
  • 自分自身の評価にかかわらず、すべての打ち明け話を真剣に受け止める。
  • 人として温かく接する。 話すことの難しさを認め、打ち明けてくれたことに感謝してください。

話を聞いた後

  • メモを取る。 できるだけ早く、望ましくは1時間以内に、内容の要約と連絡先を書き留めます。
  • 安全な経路で提出する。 メモを[email protected]へ送ります。記録を一般のNotionワークスペース、共有フォルダ、個人の端末に保存してはいけません。
  • 手元の複製を削除する。 安全な経路に提出したら、個人の端末にあるメモを削除してください。
  • 担当者に引き継ぐ。 上級幹部や外部機関への連絡の要否を含め、次の対応はDSCが判断します。
  • 約束を守る。 本人にした約束を把握し、1週間以内に進捗を知らせます。
  • 秘密を守る。 情報は、知る必要がある人に厳しく限定して扱います。ほかの参加者やボランティアに話してはいけません。