Yudkowsky Sequences 日本語訳
非公式日本語訳 — 原著者・発行元による公式の翻訳ではありません

Eliezer Yudkowsky — 非公式日本語訳

日常の魔法

Mundane Magic

合理主義者のエートスの一部とは、魂や魔法のような超自然的なものを一切含まない絶対に法則的な還元主義的宇宙へ感情的に自分を結びつけ、失望することなく、ただ現実であるその宇宙とその可能性へ希望と関心のすべてを注ぐことだと、私は考えている。

と闘う古い技法に、頭上に屋根があることなど、感謝しているものを列挙するというものがある。

ならば、もし魔法だったなら驚くほど素晴らしい能力、あるいは選ばれた少数の人だけが持っていたなら素晴らしい能力を、列挙してみてはどうだろう?

たとえば目が一つしかない代わりに、額へ埋め込まれた魔法の第二の目を持っているとしよう。そしてこの第二の目によって、第三の次元を見通せる――普通の目には真の世界の二次元の影しか見えないところ、この目なら物がどれほど遠いかを何らかの方法で見分けられる。この能力を持つ者だけが、剣の届くはるか彼方で殺す伝説の遠距離武器を正確に狙い、「自動車」と呼ばれる超高速機械の殻を、その潜在能力いっぱいまで使いこなせる。

「両眼視」では、この能力を表すには軽すぎる呼び名だろう。「奥行知覚の神秘眼」のような、ふさわしく印象的な名前を得て初めて、その真価を理解できる。

そこで、私のお気に入りの魔力をいくつか列挙しよう。

そして最後に、