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宇宙的賦存量

Cosmic endowment

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「宇宙的賦存量」は、膨張宇宙によって恒星が宇宙論的地平線の向こうへ運ばれる前に、現代の地球を出発する探査機が到達できる可能性のある、推定\approx 4 \times 10^{20}個の恒星から成る。恒星を太陽光パネルで取り囲むだけで、毎秒およそ\approx 10^{42}回のコンピューター演算を行うのに十分なエネルギーが得られると推定されている。人間相当の存在を支えるために必要な計算能力の標準的な概算として、1000億ニューロン×ニューロン当たり1000シナプス×シナプス当たり毎秒100演算を使う――ただし、人間がこの計算能力を非常に効率よく使っているか、また毎秒100演算で一つのシナプスを忠実にシミュレーションできるかは疑わしい――と、恒星一つは最低でも\approx 10^{25}の人間相当の知性ある生命を支えられることになる。恒星の寿命を10億年と概算し、ポストヒューマンの存在の質を1質調整生存年(QALY)以下と数えると仮定すれば、宇宙的賦存量を利用して(極めて大まかな概算だが)少なくとも \approx 10^{54} QALYを実現できることになる。

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