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私が、次の言明は真だと事実として知っている、とあなたに言ったとしよう。
- 青と緑の中間にある、ある正確な色で全身を塗ると、あなたへ働く重力が反転し、上へ向かって落ちる。
- 未来には、空が何十億個もの浮遊する黒い球で埋め尽くされる。それぞれの球は、かつて存在したすべての飛行船を合わせたものより大きい。球へ金を差し出すと、男娼をバンジーコードで空から降ろしてくれる。
- あなたの孫たちは、泥棒を尻叩きにせず刑務所へ入れることを、愚かであるだけでなく邪悪だと考えるようになる。
私が狂っていると思うだろう?
では、時代が1901年であり、私がいま挙げた言明を信じるか、次のような言明を信じるか、選ばなければならないとしよう。
- 二つの物体が互いに対して進むように見えうる速さには絶対的な上限があり、それは正確に時速670,616,629.2マイルである。ほぼこの速さで走る列車へ飛び乗り、窓から銃を撃つと、長さの基本単位が変化するため、あなたには弾丸が自分より先へ飛んでいくように見えるが、ほかの人々には別のものが見える。ああ、それに時間も変化する。
- 未来には、何十億台もの計算機が超高度に接続された世界規模のネットワークが生まれる。どの一台も、1901年以前のあらゆる計算機を合わせたより強力である。このネットワークの主な用途の一つは、レズビアンのセックスを撮った動画を、数字でできているかのように装って運ぶことになる。
- あなたの孫たちは、黒人女性だから米国大統領になるべきでないと言うことを、愚かであるだけでなく邪悪だと考えるようになる。
これはロビン・ハンソンのコメントに基づいている。「別の現実についての架空の物語を、祖先たちには真実と区別できないほど詳しく描くことで、現実の真実がどれほど驚くべきものになったかを、はっきり示せないものだろうか。」